マーケティング

潜在需要を探るキイワード

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前回の投稿でSEOについてかいつまんで説明しましたが、ピンタレストがSEOと非常に相性が良いことをある程度ご理解いただけたでしょうか?ウェブマーケティングに初めて取り組む方にとって、ピンタレストをSEO対策の入り口として捉えていただくことの都合の良い点は、最初にそれほど深く勉強しなくても済み(えー、とおっしゃる方もいるとは思いますが)実施する作業も極めて単純であること、次に、ピンする際に画像の説明文を入力する作業を伴うので、次に述べるSEOの中核である「キイワード」に対する意識を持っていただくには格好の材料であること、そして画像をピンすれば、SEOに実効性のある被リンクを実際に作ることができ、さらにピンした画像がGoogleにインデックスされ、かつウェブサイトの記事へのアクセスが増加することを実感できること、そしてピンした画像にインパクトがあれば、時間が経過すればするほどリピンの数が増え、被リンクの増加という形でじわじわと効果を発揮することです。

しかしながら本質的なSEO対策とは、単にアクセスを集めたいウェブサイトから画像をピンをすることだけではなく、ウェブサイトにしっかりとした構造を作り、投稿記事を書く際のキイワードを「戦略的に」選び、SEOの原則にしたがって適切にキイワードを振り分けすることが必要です。そしてキイワードで競合するサイトとの検索順位争いに勝つために、検索ユーザーを徹底的に満足させる内容の充実した投稿を積み重ねることも不可欠です。

 

ウェブサイトの構造とは

リアルな店舗の場合、お客様が入店する入り口の位置を決め、そこからどのように店内を巡回してもらうかという動線計画図、商品をどのように配置すれば商品が魅力的に映り、購入につなげることができるかを考えたディスプレイ計画図、どこにキャッシャーを置き、気持ちよく店から出て行ってもらうかがかなり周到に考え抜かれています。ブログやホームページをビジネス目的に利用するということは、検索エンジンやSNSなどからアクセスしてきた人を、ウェブサイトの設置目的であるページに上手に誘導するための対策が施されていることが必要です。

ウェブサイトの場合、アクセスしてきた人がどのページから入ってくるのかというと、実は投稿したページすべてに最初にアクセスされる可能性を持っていると考えるべきです。なぜなら、ウェブサイト上の記事がすべてインデックスされれば、それらはすべて検索対象になるからです。Googleが登場するまではほとんどが登録型の検索サイトだったので、大多数がトップページから入ってきました。その名残なのか、やたらトップページの見栄えを気にする人がいますが、はっきり申し上げるとそれはナンセンスです。それよりも各ページには最低でもパンくずリスト、次に読んでもらいたい関連記事の表記、そして最終的に誘導したいページへのCTA(Click To Accessの略)の設置が必要です。まさに本の途中ページに飛び込んで来るわけです。ですから、本文の書き方も工夫が必要なのは言うまでもありません。

ここまで述べると、Google Analyticsの行動フロー(下図)がいかに重要なデータであるか、おわかり頂けるかと思います。アクセスしてきた人が意図した目的のページに辿り着く前に離脱してしまうページを見つけ出さない限り、ウェブサイトを構築した目的を十分に達成できないのです。

 

実際の構造

構造と書くと、何やら構築物を作るようなイメージを持たれるかもしれませんが、実際はブログが一般的に持っているプログラム構造(下図)のそれぞれのパーツに、どのような役割を持たせるか?という「サイトの構成」を意味します。

つまり、TOPページは本で言う表紙であり、カテゴリーページは「章」、記事ページは章を構成する小テーマを持った本文、そしてLP(ランディングページ)はブログの目的(メルマガ登録、商品のオファー、ショッピングカートなどが掲載されたページ)の処理を行うページですね。

そして、どのページにもいきなりアクセスが可能である。つまり、本で言えばいきなりあとがきページにアクセスされてしまうこともある、というのが今のブログです。

ですから、それぞれのページの記事の書き方としては、一話完結に近い構成を取るサイトが増えています。情報量として物足りなさを感じさせないように、記事のテーマに関連性があればカテゴリーとしてまとめ、ページには「関連ページ」としてのリンクを貼ることが必要です。

どうしてもトップページから読んで欲しい場合は、その旨の記述を各ページのトップに記載するか、プログラムを書いて強制的にトップページに移動させるしか今のところ対処のしようがありません。

一見関係無さそうなブログの構造のお話をしたのには理由があります。それはキイワードをある基準で分類し、TOPページ、カテゴリーページ、記事ページに割り振り、それぞれ一定の役割を持たせる狙いがあるからです。

 

キイワード調査

さて、ブログを持っていて、Google AnalyticsとGoogle Consoleの設置が済んでいる方は、どんなキイワードでアクセスがあるのかが分かっていると思います。ブログの記事数にもよりますが、あってもせいぜい100種類前後ではないでしょうか?

実際にキイワード調査をすると実感していただけるのですが、これは結構な市場調査にもなります。

こちらに調査用のツールがあるURLをリンクしました。「関連キイワード取得ツール」という名称です。

上の窓にあなたが狙いたいキイワードを入力すると、それに関連するキイワードが表になって出力されます。一般的にキイワード調査をする場合、Google キイワードアドバイスツールを利用する人が多いのですが、現時点では一緒にマーケティング調査も行えるこのツールの方が良いと思います。このツールにはYahoo知恵袋と教えて!Gooへの調査結果も表示されるので、入力したキイワードに対するお悩みや問題が一覧になって出力されるので、ブログのテーマ探しにもピッタリです。

 

需要の種類

これは実際に事業を行っている方はうすうす気がついていることだと思いますが、需要には自社の売上につながるまでの期間によって、4つのタイプがあります。

  1. 今すぐ需要 今すぐ商品を買ってくれる(1%)
  2. お悩み需要 悩みはあるが、どこから何を買うかは決まっていない(9.5%)
  3. その内需要 差し迫って買う必要が無い(9.5%)
  4. まだ先需要 必要だとうすうすは感じているが、買う時期は遠い(80%)

ビジネスブログを書く時に無意識に記事を投稿すると、大体今すぐ需要を対象に記事を書くのが普通だと思います。これはブログというメディアを利用する上では極めて勿体無いことです。なぜかと言えば、一度記事を書いて投稿すれば、アクセスしてきた人に対しても一定のメッセージを伝え続けることができるわけですから、「今すぐ需要」ばかりを狙う必要はないわけです。じっくりと教育してあげればよいのです。

実際一人で起業した方の中で、「自分が動いてなんぼ」の商売、例えばデザイナー、調査、医者、などのようなビジネスは多分に一件仕事を受注したらその後のワークがあるわけで、それが長期になればなるほど、ワークの間の営業はほぼストップする傾向が強くなるので、ワークが完了したらすぐにまた一から受注活動を始めなくてはなりませんね。

ワークの間もブログが営業してくれれば、継続的に受注ができる可能性が増えるわけですから、そういう意味からも「今すぐ需要」ばかりではなく、お悩み需要、その内需要、まだ先需要にも対応したキイワードを選び、ブログの構成もしっかりとアクセスしてきた人の意識を徐々にでも向上させるような構成を取ると良いのです。

 

キイワードでストーリーを考えて見る

需要を知るには、日頃のビジネスの営業活動で接する人とのコミュニケーションの取り方を工夫することで、「何故私から買ったのか?」を知ることができます。そしてもう一つの情報源は「キイワード調査」です。

Googleの検索窓に最初のキイワードを入力すると、いくつか関連するキイワードが候補としてリストされるます。また先に紹介した「関連キイワード取得ツール」には、関連するキイワードの他、Yahoo知恵袋と教えて!Gooへの検索結果も表示され、かなり手間を省いてキイワード分析ができます。

さて、キイワード分析はどのように行えば良いのでしょう?一つの考え方は、ご自分の商品やサービスがどのような「欲求」の階層を構成し、そのどこに位置しているのかを検討して見ることです。

よく「ニッチ」という言葉を聞くと思いますが、これはビジネス・カテゴリーをどんどん細分化して行くプロセスと同じです。家電という大きなカテゴリーを例に取ってみましょう。もしあなたが所有している洗濯機が購入して10年以上経過し、多少異音が出ている状態だとします。この状態は買う時期は何年も先ではないが、まだそれほど差し迫っていない状況ですね。ならばどのようなキイワードで検索するのか?というと、「洗濯機、異音、メーカー名、異音が発生している洗濯機の型番」で検索し、どの程度の故障なのか?今すぐ買う必要があるのか、修理はどこに頼めばよいのか?修理代はどの位かかるのか?という思考を働かせると思いますし、その思考の根底には「あと5年持たせたいけど、1万円くらいまでなら修理代払ってもいいかな?」ということでしょう。検索した結果、もし修理代が1万円を超過し、修理も2週間かかるとわかったら、次にどのような考えにシフトするでしょうか?「いつ使えなくなるのか、わからないわね。まあ1年持つとしてその間にお金を貯めて買おうかしら?」という考えに変わる可能性が高くなります。

もし、このトラブルに対するピッタリの回答をあなたのブログが答えていたら、一気に「その内需要」が「今すぐ需要」に距離を縮めることができますよね。

 

まとめ

一般論ですべてを説明できるテーマではありません。そういう意味でも目の前のお客様とのコミュニケーションとキイワード調査を組み合わせ、どのような意識の変化を経ながら「あなたから買う」ということに辿り着いたのかを知ることは最終的に安定的な受注を継続するための第一歩になります。

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