マーケティング

思考を現実化するためのデータ

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自己啓発マニアの方であれば、「思考は現実になる」という、この手のフレーズは当たり前だと思っている方が多いかもしれません。ナポレオン・ヒルに始まるこの手の思考は最近量子力学的発想を組み込み、場の理論として少々オカルト的な本まで飛び出してきました。「こうして、思考は現実になる」はどちらかというとその量子力学的な考えの方に興味がそそられ、「量子論のすべてがわかる本」へと飛び火し、「えー、ホント!」と驚きを隠せないまさにオカルト的な物理現象に心惹かれてしまうことでしょう。今回は「思考を現実にする」というテーマを少し深掘りし、そのための追加データを駆使して持論を展開してみようと思います。

インターネットでモノやサービスを販売しようと試みる方にとって、「思考を現実にする」ことはとても魅惑的な世界です。瞬時に情報が伝わる物理的な仕組みとしてのインターネットは完成しているのですが、実際に影響を与えたい人間に自分の伝えたい情報が伝わらないという苛立ちが依然としてある中で、結局は「人間vs人間」のコミュニケーションが最終的に最後の壁になるというある種の皮肉な現実をこういったコンセプトが乗り越えてくれるのなら、今すぐにでも飛びつきたいという衝動に駆られてしまうのでしょう。

ただし、量子論が何を解き明かそうとしているのか?を全く知らないと、単なるオカルト話をしているように思われてしまうので、少しでも触れてみて、その難解な理論が何を論じているのかを知るだけでも、この「こうして、思考は現実になる」という本の著者が単なるオカルト主義者ではないことが良くわかっていただけると思いますし、これから展開する持論にも現実味が加わってくると思います。

ウーマンプレナでは「オンライン動画コンテンツ」をビジネスとして利用することをお伝えしているわけですが、オンライン動画もコンテンツ・ビジネスというカテゴリーとしてこれからの有望市場と論評するメディアがあっても、実際どのようにビジネスとして作り上げるのか?ということについては、まだ本当に体系化されたものがありません。しかし、動画コンテンツとしてそこに情報を載せて発信して行くと、不思議なことが起こります。それはコンテンツとしての動画が発する伝播力が、あなた自身のエネルギーレベルに依存している、ということです。

テレビの番組を作ったり映画を作ったりする専門家がいるのですが、こうした人はごく少数です。ですから、動画コンテンツを作るということに関してはテレビや映画のレベルを要求されているのではありません。あなたのコンテンツの伝える力は、カメラの前に座っている、あなたが伝える思考や声があなた自身のエネルギーレベルによって、あなたのコンテンツの伝播力が決定されるということです。

コンテンツとは英語のContentで、いわゆる「中身」という意味です。インターネットという物理的な枠組みにどのような「中身」を載せるのか?ということであり、そういう言葉の原義としては、これまでの文字、画像、音声の延長上に「動画」があるわけです。しかし、文字を利用してどのような文章を書くのか、スマホやカメラでどのような写真を撮り、パソコンでどのように画像を加工するのか、楽器を使ってどのような音を創るのか、ということがコンテンツとして問われるように、動画も同じことが言えます。

言われてみれば極めて当たり前のことですが、「コンテンツ」という言葉で表現されるとまた何か別のこととして響いてしまい、混乱をもたらしてしまう要因です。

伝播力を高めるコンテンツを作るために、まずは「何を伝えるのか」、明快な意図を持つことが「伝わる」コンテンツを作る上で最も大切なことです。

 

感情とスペクトル

エネルギーは高いところから低いところに流れると言われますが、実際は「エネルギー保存の法則」が働いているので、無くなることはありません。自分としては高いエネルギーを持っていると思ってマーケティングを行ってはいるつもりでも、実際にはエネルギーが奪われたような虚脱感を持ってしまうのは、実際の「自分の意図」のエネルギーレベルが低いことが原因です。エネルギーレベルの低いメッセージは、そのエネルギーレベルでの共鳴しか起こらず、それが自分に結果として跳ね返ってきているだけのことです。つまり、反応が無い、批判を受ける、などの状態ですね。それによって自分のエネルギーレベルの低さにがっかりとしてしまっている状態なのであって、その理由を別に振り替えている状態なのです。

ここで人間の感情と光のエネルギーレベルを示すスペクトルとを対比したデータを示します。誤解を招かないように予めお断りしておきますが、下の比較には何の科学的根拠はありません。この比較は、両者がエネルギーレベルを段階的に表示しているので比較できるように並べてみただけのものです。

静穏

 

高揚

熱心

強い興味

穏やかな興味

満足

無関心

退屈

露にされた憤り

怒り

恐れ

 

 

左の画像が下に下がっているので、右のテキストとズレがありますが、静穏を青に合わせるとほぼ対応関係が一致します。実際の感情データには静穏の上にも、恐れの下にも存在しますが、マーケティングにおいてはそういう感情帯は対象外なので省略してます。このデータからもお分かりのように自分の商品の興味を持ってもらう相手の感情とは、「興味」です。

いかに情熱を持っていようとも、マーケティングでは無駄なのかが理論的に説明されています。キャッチコピーを作るにせよ、ポスターを作るにせよ、広告的要素を持ったものを制作するには、ターゲットをこの「興味」のバンドに誘導しなくてはなりません。

最先端の事柄はネット上ではランダムに情報が点在しているため、あるところでは同じ情報が並行していたり、体系的な情報の一部だけをキャッチフレーズ的に流布されたりしていて、かなり怪しげな世界になりがちです。こういう状態のところに人間がアクセスすると、起こる感情レベルで言えば「混乱」、これは退屈、怒り、恐れ周辺の感情が起こります。もし、あなたの発信する情報がこうした混乱を引き起こしているのであれば、受け取った人はこのような感情を引き起しています。この場合、まず意図を明確にし、内容を整理、整頓して情報提供による混乱をできるだけ排除するようにします。FAQ、専門用語解説へのリンク、わかりやすいページ構成です。またストーリーも必要です。人間はストーリーしか記憶に残していません。

次に、自分が知っていることは誰もが知っていることだ、と信じている人がマーケティングを行えば、その発信エネルギーレベルは低いものになりますし、多分には情報を発信することさえもしません。

パレートの法則を知ると、「自分の知っていることは誰もが知っていることだ」という考えは極めてナンセンスなことだと理解できます。こういう思い込みを持っている方は結局、自分が批判されることを「恐れ」ている刷り込みを受けてしまっていて、なかなか自分自身への価値も見いだせない状態で、仮に何らかの価値を自分自身に見いだしたとしても、こういう刷り込みをした人が身近にいるので、すぐに「出る杭は打たれる」状態になってしまいます。

自分の感情レベルを低くする考えというものは、ほぼ5歳位までに行われるというデータもあるようなので、一度自己分析をしてみるのも良いと思います。自己分析を行って、そのようなネガティブな思考があることを認識するだけで、ご自身の感情エネルギーは上昇します。

 

 

思考が現実化するプロセスの起因は「意図」

人間の組成が物質からできている以上、物性を無視して人間を語ることはできないはずなのですが、人間の人間たる由縁である感情や思考というものと物性を結びつける事柄が見つからないので、そこに「神」のような抽象的存在を置くことでこの両者を結びつけてきたのかもしれません。ミクロの世界で起こっていることを物理学者が発見し、そこに人間と物性を結びつける「事柄」を追求しようとしているのがこの「こうして、思考は現実になる」なのかもしれません。

「水に音を聞かせる」実験は、水にクラシックやロックなど、様々な種類の音を聞かせたあと、それを結晶化しその形状を調べるというものです。(聞かせる音楽の種類によって出来上がる結晶の形が違うという結果がでたそうです。)学説としては不完全であるにしても、人間の感情を説明しようとする切り口としては非常に斬新で、論理的ではあると思います。物理世界に存在する波動と人間の感情が持っている波動にはある種の共通点があり、共鳴や共振が人間の「共感」という現象に通じるところがあるのではないかと思います。

実際、マーケティングを行う時、ターゲットにどのような変化をもたらしたいのか?といえば、それは「あなたが発信したメッセージに対する共感」を呼び起こしたいということでしょう。ですから、発信者としては「意図」を持たなくては共感を生み出すことはできません。音叉を利用した共鳴の実験は一つの音叉が波動として伝播し別の音叉を同じ周波数で振動させるという現象です。ですから、口コミを起こすなら自分がどのような周波数の波動を、つまり「強い関心」を引き起こそうとしているのかが大切で、これが「意図」になるのです。

燃えるような情熱は「赤」で表現されることが多いのですが、情熱を伝える意図は、情熱として伝播します。しかし、それ以上の周波数では伝播しません。スペクトルというものがあり、物質が燃焼する時に発する色が燃えている温度を示すものですが、情熱の赤は実は温度としては低いのです。この色温度はエネルギーの量も示すのですが、結局情熱の赤は意外にもエネルギーとしては低いのです。

エネルギーとしては「紫」が一番高く、可視光線として紫よりも周波数が高いものは「紫外線」で、実際日焼けを起こすなどの悪さをするわけです。

良く、「情熱だけでは物事は伝わらない」という理由も意外にこの物理的なエネルギーの低さが原因なのかもしれません。したがって、マーケティングで意図を伝播させるには情熱以上の何かが必要になります。

 

 

ストーリーをどのように利用するか?

マーケティングを行う上で、ターゲットを設定し、ペルソナを作り、メッセージを検討しても中々刺さるものにならない理由は、上の感情チャートにその秘密があります。実に厄介な感情帯である「満足」が興味の真下にあるからです。人間の感情は上記のチャートを上下に移動します。決して飛び越えたりはしません。もちろん興味の帯にある人にはストレートに刺さるのですが、これは以前にも書いた「需要の種類」の中の「今すぐ需要」に相当するからです。ここだけをヒットさせるのは比較的容易なのですが、競合がひしめき合うので、ビジネスとしては厳しいのです。したがって「お悩み需要」や「その内需要」を教育していく必要があるのですが、このカテゴリーにいる人が実は「満足」という感情帯にいることが非常に多いのです。

したがって、「満足」という感情レベルの人を「関心」レベルに引き上げるマーケティングが必要になるのですが、このためのツールが「ストーリー」です。これはご自分が構築するブランドのストーリーとしても利用できますが、特に商品マーケティングにおいては、日常で満足している人が、ある日突然自分が取り扱う商品が必要になったというストーリーを展開することにより、興味、関心の感情帯へと誘導することができます。

 

 

ストーリーには型がある

映画でも文学でもそこには必ずストーリーがあるのですが、こういうレベルでなくてもストーリーはどこにでも存在します。「記憶に残る男」と言えば長嶋茂雄ですが、彼の天覧試合における逆転サヨナラ満塁ホームランは、試合の流れそのものがストーリーであって、観るもの、聴くものを引きづりこんでしまいます。つまらない日記のように、「朝起きて、顔を洗い、朝食を取り、歯を磨いて、身支度をし、電車に乗って職場について・・・」といった日常を永遠に書き綴っただけでは、誰も興味を持ちませんが、話の導入としては誰もが合意でき、非常に安心感を与えます。

ここから物語をストーリーとして展開するわけですが、ここには「型」があります。いわゆる「起承転結」で、起を平凡な日常に置けば、承は何らかのアクシデントがあり、転ではそれを克服するという筋書きがあって、最後の結に事の顛末を述べれば良いのです。実際にはつまらない日常からスタートするのは、上の「満足」という感情レベルの人に同意を促す呼び水としての役割があります。ほとんどの映画作品も注意してご覧いただくとお分かりいただけるのですが、最初からドラマティックなシーンから展開せず、むしろ導入は嵐の前の静けさを演出することがほとんどです。

次に、どのようなアクシデントを想定するのかが、ストーリー自体のエネルギーレベルを決定するのですが、これがあまりにも突拍子ないと、現実感が遠ざかってしまうので、ある程度は調整する必要があるでしょう。まあ、それでも毎日同じことを繰り返し述べているよりはましかもしれません。

 

 

最後に

ネットでの重要な集客戦術にSEOがあるわけですが、これの弱点は「待ち」の戦術であるということです。無から打って出るなら、やはり高いレベルの「関心」という共感を生み出す必要があります。そういう観点からもエネルギーレベルを高く持つことは様々な観点から研究してみる価値はあると思います。

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